南富良野町

東京から南富良野へ。 移住28年目の「大自然と生きるリアルな田舎暮らし」

 かわのこRAFTING 代表  福田さん 

 

手つかずの自然が残り、アウトドア愛好家から熱い視線を集める南富良野町。

今回は、東京から移住して28年目を迎え、現在もラフティングやスキーのガイドとして活躍されているかわのこRAFTING代表の福田さんに、移住のきっかけやリアルな暮らしの事情についてお話を伺いました。

 

偶然の出会いから始まった南富良野ライフ

 

ーー 本日はよろしくお願いします。福田さんは移住されてもう28年目とのことですが、元々は東京のご出身ですよね。どのようなきっかけで南富良野へいらっしゃったのでしょうか?

 

福田さん:

一番最初のきっかけは、トマムのスキー場でのリゾートバイトでした。当時はまだインターネットも携帯電話もない時代で、北海道の情報もほとんど持たずに「たまたま」やってきたんです。

その後、トマムの社員の方からラフティングの仕事を紹介してもらいそのまま移住しました。

 

 

田舎の物件探しは「人との繋がり」が鍵

 

ーー 移住において最初のハードルとなるのが「住まい」だと思います。どのようにお家を見つけられたのですか?

 

福田さん:

最初は仕事先の社宅に入り、その後は公営住宅に引っ越しました。そこで暮らすうちに地域の人たちとの繋がりができ、最終的には知人から紹介された空き家の土地に、自分で家を建てました。

この地域は元々物件の数が少なく、不動産屋さんに情報が出回ることはほとんどありません。空き家バンクもありますが件数は少ないので、やはり「地域の人と知り合いになり、人づてに紹介してもらう」のが一番多いパターンですね。

 

濃密な人間関係と、圧倒的なランニングコストの安さ

 

ーー 移住初期に苦労されたことはありましたか?

 

福田さん:

自分の性に合っていたんだと思いますが、人間関係を含めて苦労だと感じたことはほとんどないですね。

現在は町内会の副会長や消防団、商工会、子供のPTAなどにも参加しています。同業のアウトドアの家族ぐるみの付き合いも多く、東京にいる時よりもはるかに遊び仲間は多いですよ。

 

 

ーー 逆に、移住してきて一番良かったと感じることは何ですか?

 

福田さん:

やはり「ランニングコストの安さ」ですね。低額な家賃や駐車場の心配がないというのは、生活していく上で非常に大きいです。

 

「田舎は買い物が不便」は本当か?

 

ーー 移住者の方からは買い物が不便という声もよく聞きますが、福田さんはいかがですか?

 

福田さん:

ホームセンター(富良野・帯広)が少し遠いことくらいで、それ以外の買い物で不便を感じたことはありません。

コンビニもありますし、生協の「トドック」も来ます。ネット通販で洗剤を頼めば翌日には届きますからね。世の中が便利になりすぎていて、むしろ「買い物が不便って言っている人は、何が不便なんだろう?」と不思議に思うくらいです(笑)。何の不便も感じていませんよ。

 

満足度は満点の「5」。自分の好きなように生きる

 

ーー 現在の生活の満足度を5段階で評価するといくつでしょうか?

 

福田さん:

「5」ですね。理由はシンプルで、自分のやりたいことができているからです。大自然の中にいられて、スキーやカヌーなど好きなことがすぐできる。これは本当に価値のあることだと思います。

 

 

ーー 最後に、これから南富良野への移住を考えている方へアドバイスをお願いします。

 

福田さん:

特に難しく考えることはなく、「自分の好きなようにやったらいいんじゃないですか」とお伝えしたいですね。寒いのが好きな私にとってはすごく良い環境ですし、好きなことを楽しむ気持ちがあれば、きっと充実した生活が送れると思います。

 

 

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