目次
幾寅獅子舞の歴史
幾寅獅子舞123年の歩み
保存と次世代への継承
構成
舞の名称
映像集
ギャラリー
幾寅獅子舞の歴史
幾寅獅子舞は、明治36年(1903年)に当時の恵光寺住職である 寺本 恵観 や同寺の女人構中(女性を中心とした信仰者の集まり)と越中団体・伊勢団体・岐阜団体の人々を中心として、開拓の苦難が続く中で人心を勇気づけ、住民の結束を強めるためには「心の拠りどころとなり、苦難を乗り越えるための神仏への祈り」が必要であるとして、古来より郷里富山で伝承されてきた越中獅子を幾寅の地で再現しよういった人々の願いから発起結成されました。
結成以来、南富良野神社祭が開催される9月17日には町民の無病息災を祈願し、幾寅にある官公庁や商業施設、一般の各家庭を巡行しており、地域住民の獅子として愛されています。過去には「上川郷土芸能会」「北海道芸術祭民族芸能祭」「第31回 さっぽろ夏まつり(第4回ふるさと芸能まつり)」に出演。
昭和40年(1965年)には南富良野町無形文化財に指定され、現在においても本町唯一の無形文化財として活動を続けています。
令和8年で結成123年を迎えました。
幾寅獅子舞123年の歩み
明治36年 恵光寺住職の寺本 恵観と女人構中により発起結成される。
昭和 3年 坂井仙之助、丹羽吉太郎、森井・西脇らの若連中により獅子頭2頭を新調する。
昭和12年 満州事変勃発による徴兵の影響を受け、若連中を中心に担い手不足となる。
昭和14年 北見・丸瀬布に遠征し、式典に出演する。
昭和15年 十勝帯広大祭典に遠征し出演する。(9月24日)
昭和40年 明治・大正・昭和の長きにわたり伝承され、町唯一の無形文化財の指定を受ける。
同9月1日 幾寅獅子舞保存会(初代会長:坂井 仙之助)が結成される。
同9月17日 幾寅獅子舞結成60周年。
昭和42年 町政施行・金山ダム竣工式・開基60年の祝賀会にそれぞれ出演する。新調された獅子頭・油単・衣装を纏って下金山・金山・東鹿越・落合を巡り、住民に演舞を披露した。
昭和43年 富良野市において、「上川管内郷土芸能祭」に出演する。(8月25日)
昭和44年 士別市において、「上川管内郷土芸能祭」に出演する。(11月23日)
昭和45年 富良野市において、「上川管内郷土芸能祭」に出演する。(9月6日)
昭和47年 美深町において、「上川管内郷土芸能祭」に出演する。(11月12日)
昭和48年 幾寅獅子舞結成70周年記念祭典を挙行し、奉納演舞を行う。(9月)
昭和49年 幾寅神社祭に明治36年結成当時に使用していた獅子頭・油単・衣装を再び復活させ、獅子2頭体制で幾寅を巡行した。(9月17日)
同10月25日 釧路市において、「北海道芸術祭民族芸能祭」出演する。
昭和50年 旭川市において、「雪まつり 冬の祭典」に出演する。
同11月8日 上富良野町において、「上川管内郷土芸能祭」に出演する。
昭和51年 町内各地区の祭典行事にて奉納演舞を行う。(7月・9月)
同12月12日 幾寅・金山テレビ中継所開局祝いに出演し、十勝花子やデーブマンこと高田文之と共演する。
昭和52年 後継者不足が囁かれ始める中、町内有志の協力により1年前倒しで幾寅獅子舞結成75周年を祝う。
昭和53年 南富良野高等学校の生徒が幾寅獅子舞への関心を高め、生徒自ら学校祭にて演舞を披露した。
昭和54年 幾寅獅子舞保存会初代会長 坂井 仙之助が死去。森井 義雄が後を継ぎ2代目会長となる。
昭和58年 幾寅獅子舞結成80周年記念式典を挙行する。(11月3日)
昭和59年 南富良野高等学校において、幾寅獅子舞保存会に属す生徒を中心に「獅子舞クラブ」が結成され、後継者の確保・育成に努めた。
昭和63年 幾寅獅子舞結成85周年記念式典を挙行する。
同9月18日 本町において、「南富良野町 第1回産業まつり」に出演する。(9月18日)
平成 2年 「富良野沿線文化祭」に出演する。(11月3日)
同11月8日 南富良野町開基100年記念式典に出演し、演舞を披露する。
平成 3年 長きにわたる伝承活動と地域文化振興への多大な貢献が評価され、上川教育局より「上川管内教育実践表彰」を受賞する。(2月15日)
同11月3日 幾寅獅子舞結成88周年【米寿】を祝い、記念式典を挙行する。
平成 6年 幾寅獅子舞結成90周年記念式典を挙行
平成15年 幾寅獅子舞結成100周年
平成25年 幾寅獅子舞結成110周年
令和 5年 幾寅獅子舞結成120周年
令和 6年 町の補助を受け、油単を新調する。
令和 7年 本町において、「道の駅 和まつり」に出演する。(8月24日)
保存と次世代への継承
幾寅獅子舞は、町民有志により構成される幾寅獅子舞保存会を中心に、本町教育委員会等の関係機関や地域住民による協力・支援のもと、保存と次世代への継承に力を注いでいます。先人たちの絶え間ない努力により、開拓期から太平洋戦争をはじめとする数多の苦難や世の変動を乗り越え、現在に至るまで絶やすことなくその命脈を保ってまいりました。
コロナ禍以降は、発起以来出演していた南富良野神社祭の開催中止に伴い活動の機会を減らしていますが、町民に向けた体験会の開催や、毎年1月に開催されている沖縄県本部町との親善交流事業の夕食歓迎会への継続的な出演、令和7年8月には 道の駅南ふらの にて開催された「和まつり」に出演し、数年ぶりとなる町内外の幅広い方々へ向けて舞を披露する場となりました。
幾寅獅子舞保存会は、町内在住の小学生から大人までの幅広い年齢層の有志が集い、若連中の育成や発起以来受け継がれてきた演舞の継承、担い手の確保に努め、現在においても精力的に活動を継続しています。
構成
〇獅 子 獅子頭・・・1人 胴幕中・・・4人 胴尻尾・・・1人 計6人
〇その他 獅子取(踊り)・・・1~5人 太鼓役・・・1人 鐘役・・・1~2名 笛役・・・1~4人
舞の種類
吉 作 四季を通じて農作物の豊作、家運繁栄を祈る踊り。
八 節 笛の8つの音色の変化を踊りに表した踊り。
祇園囃子 囃子に合わせた流れの速い勇壮活発な踊り。
狂 振 獅子の頭の振りに妙味がある難しい踊り。能や狂言の舞を由来としているため、京振と呼ばれることもある。
剣 囃 子 獅子舞の舞の中で唯一武器となる「剣」を持った踊り。
村史・町史
南富良野村史に記載されている内容は こちらをクリック→村史
南富良野町史に記載されている内容は こちらをクリック→町史
南富良野町史第二巻に記載されている内容は こちらをクリック→町史第二巻
映像集
ギャラリー
〇道の駅南ふらの「和まつり」(令和7年8月24日)“NEW”
〇沖縄県本部町親善交流事業歓迎夕食会(令和7年1月27日)
〇沖縄県本部町親善交流事業歓迎夕食会(令和6年1月29日)
〇西小学校社会科授業(令和4年12月12日)
〇獅子舞体験会(令和3年2月28日)
お問い合わせ先
見学、保存会への入会、その他幾寅獅子舞に関するお問い合わせは下記のいずれかまでお願いいたします。
教育委員会生涯学習係(TEL:0167-52-2145 E-mail:kyoisyougai@town.minamifurano.hokkaido.jp)
















