北海道警察からの特殊詐欺被害防止に関する情報提供
北海道警察からの特殊詐欺被害防止に関する情報提供

「止まらない特殊詐欺被害」(2/5)
石狩振興局管内において、警察官や金融庁をかたってお宅を来訪し、隙を見てキャシュカードを盗み取る手口の特殊詐欺が連続発生したほか、その予兆と認められる不審電話を多数認知したことから1月30日(木)から2月12日(水)までの2週間、石狩振興局管内に特殊詐欺警報を発令し、警察や関係機関等の皆様で警戒を強化中ですが、被害が止まりません。
2月3日は、札幌市北区及び清田区内でこの手口による被害を1件ずつ認知しており、2件の合計被害金額は1,000万円以上になります。
いずれの手口も、警察官をかたる者からの電話で、
・詐欺グループを捕まえたがその中に銀行員がいた
・銀行員が持っていた名簿にあなたの名前がある
・口座から現金が引き出されている
・警察官を向かわせる
などと言われ、お宅を訪問した警察官をかたる男が、「キャッシュカードを保管する必要がある」と言ってキャッシュカードと暗証番号を記載した紙を封筒に入れさせ、隙を見て偽の封筒とすり替えてキャッシュカードを盗み取って口座から現金を引き出すというものです。
警察官等を名乗っていても、安易に信用しないでください。
警察官を名乗る電話があった場合には
・電話の相手の所属・氏名・警察署の電話番号を聞いた上で一旦電話を切る
・相手が教えた電話番号には電話を掛けず、自分で調べた警察の電話番号に電話をして事実の確認をする(または相談する)
ことを心がけてください。
警察官を名乗った者が来訪しても、キャッシュカードを渡したり、暗証番号を教えたりしないでください。

 

【関係機関等各事業者の皆様へ】
この情報は、できる限り多くの道民の皆様に伝達できますよう、ご家族、ご友人、お知り合い、ご近所の方に対して情報提供をお願します。

 

特殊詐欺情報チラシ

北海道警察本部生活安全企画課
特殊詐欺抑止対策係011-251-0110(内線3028)