北海道警察からの特殊詐欺被害防止に関する情報提供
北海道警察からの特殊詐欺被害防止に関する情報提供

  個人情報流出トラブル解決費名目の架空請求詐欺被害が道内で相次いでおり、予兆となる不審電話についても道内各地で確認されております。

  概要ですが、旭川市内において、道庁職員などをかたる不審電話から詐欺被害に遭うケースが相次いでおり、6月中も、偽の道庁職員からの不審電話(2月上旬頃)から、詐欺被害に遭った事案が2件判明しました。

  被害額についても、70代女性が約1,450万円、60代女性が約3,700万円といずれも高額被害であり、現金を宅配便などで複数回に分けて送り、被害に遭っています。

  また、詐欺グループの犯人が使う団体や組織の名前は、「警察」や「防犯協会」のほか架空の「特殊詐欺防止コールセンター」などさまざまで、最初の電話の後に、複数の企業・団体・役所等を名乗る複数の登場人物による劇場型として展開し、最終的に「トラブル解決費名目」で現金を要求されます。

  このような詐欺の電話は、道内各地で確認されておりますので、官公庁などの職員を名乗っても個人情報は電話で教えないようにしましょう。

  また、「名義貸しは違法」「お金を支払えば解決できる」「宅配便で現金を送れ」は詐欺ですので、お金に関する電話は一人で判断せず、家族や警察などに相談してください。

 

  この情報は、できる限り多くの皆様に伝達できますよう、ご家族、ご友人、お知り合い、ご近所の方に対して情報提供をお願します。  また、本件に関する注意喚起チラシを添付させていただきましたので、詐欺の被害に遭わないよう注意喚起をお願いいたします。

 

注意喚起チラシ1

 

北海道警察本部生活安全企画課 特殊詐欺抑止対策係011-251-0110(内線3027)