北海道警察からの特殊詐欺被害防止に関するお知らせ
北海道警察からの特殊詐欺被害防止に関するお知らせ

道庁職員をかたる不審電話に注意!!

 本年2月から、道庁職員をかたる不審電話が道内の複数の地域で確認されております。(3月1日現在、道では16件の不審電話を確認)

 電話の内容については、道の「安全課」などと名乗り、「あなたの情報が漏れている」 「あなたの名前が(詐欺グループや会社)の名簿に載っている」などと言い、「登録された個人情報を削除する」というものです。

 このように公的機関をかたり「個人情報を削除する」などというのは詐欺の手口であり、最終的に第三者を名乗る者から現金を要求されます。

 道庁職員をかたる一連の不審電話に関し、今のところ現金をだましとられる被害は確認されておりませんが、道庁のほか、公的機関を名乗る者からこのような電話が来ても一切対応しないようにしてください。

 このほか不審な電話がきた場合などには、警察相談ダイヤル「#9110」、消費者ホットライン「188」に相談するようにしてください。

〔過去に発生した同様の詐欺手口〕

①公的機関の名前で信用させる (電話をかけてきて、「消費者センター」等を名乗る)

②「個人情報が漏れている」などと言い、相手を動揺させる (「(大手企業)3社に漏れている」「名簿に登録されている」などと言う)

③相手の不安に乗じて個人情報の削除を持ちかける (「こちらで削除しますか?」などと聞いてくる)

④劇場型詐欺が展開していく (「3社のうち、1社削除できない」「代理人が必要」などと言い、NPO法人代表者とされる者等を紹介してきたり、削除ができないとされる法人の社員を名乗る者から電話が来るなど、第三者を装った者が複数登場)

⑤「違法行為」「逮捕」「共犯」などのキーワードで脅かす (「名義貸しは違法」「社員が逮捕された」などと言い、恫喝する)

⑥最終的に現金を要求 (「逮捕された職員の保釈金」等の名目で、宅配便で現金を送るよう要求するなどする) ※被害者は自分のせいであると思い、これに応じてしまい被害に遭っています

 

■ 関係者の皆様へ  この情報は、できる限り多くの皆様に伝達できますよう、ご家族、ご友人、お知り合い、ご近所の方に対して情報提供をお願いいたします。

 

北海道警察本部生活安全企画課 特殊詐欺抑止対策係011-251-0110(内線3027)

 

被害防止チラシ